あさかリーディングサークル
朝霞リーディングサークルより当会宛に送られてきた文章を抜粋
朝霞リーディングサークルは、昭和56年に朝霞市社会福祉協議会が
主催したボランティアスクール受講者の有志が集まり設立されてグループです。
このグループは、目の不自由な方々に少しでも多くの情報を知っていただこうと、
「広報あさか」や「社協あさか」、「彩の国だより」等をカセットテープに録音し、
毎月市内のそれぞれのご家庭に郵送しています。
毎月1日には、保健センターの会議室で、編集会議を行っています。
編集会議では、会員同士で「今月の表紙は、どう説明しようかしら・・・・?」、
「ここは大切なところだから全部に入れましょう・・・・!!」
などと、あれこれ考えながら、必要なところや大切なところを抜粋し、見えない人に
どのように説明するか、出来るだけ多くの情報を知っていただくにはどうしたらいいか等
と相談しています。
録音作業は、会員それぞれが家に持ち帰り、2~3日かけて担当分を録音します。
家での作業なので、外の子供たちの声や車の音、電話のベルの音等が入らないようにとても
苦労しています。また、会員それぞれが録音するので、時には方言や訛りが入ったりするなど、
個性的なものも出来ます。
今後は、広報等の情報だけでなく、市内の公共施設の案内のほか、朝霞の街の中のことを
実際に歩きながら録音するなどして、皆様にお届けしていきたいと考えています。
ご寄贈いただきましたテープレコーダーは、こうした活動のために利用させていただきます。
利用者からの声
テープが届くのを楽しみにしています!!
私たち視覚障害者は、情報を得る手段が限られているので、リーディングサークルの
方たちにはとても感謝しています。
送っていただいたテープは、何度も繰り返し聞いているので、行政情報などが良くわかり、
とても役立っています。
(広報あさか3月号より転載)