プロレス


スポーツのなかには見ていて何がおもしろいのかわからないものも多い。例えばホッケー、アイスホッケーではなく地面でやるやつだ。砂ぼこりの中でばたばた走り回るだけで、スピード感がない。少し前まではインドとパキスタンが強かったらしい。他の国ではやらないからだ。しかし最近ではロシアあたりが本気でやり始め、なかなか勝てなくなってきたらしい。

水球も苦しそうなだけの競技に思える。何もあんなに辛い思いをして水の中でハンドボールをやらなくてもいいのではないか。今助けてやるからな、と浮輪を投げてやりたくなる。

射撃の種類も色々あるみたいだ。〜ライフルとか、〜ピストルとか。しかし遠目では誰が優勢なのか、実際、マトに命中しているのかどうかわからない。だからといってマトのすぐ近くで見るのは危ない。きっと競技が終わって喜んでいるやつが勝ったのだろう。

ボブスレーというのがある。ジャマイカが強い種目だ。あれは人間が乗る必要性はあるのだろうか。あの昔の未来の世界に出てくるロケットみたいなやつに粘土を詰めて滑らせても同じなのではないか。

バイアスロンというのがある。雪山でのハンティングを無理やりスポーツにしたやつだ。本来ハンティングであるならば、決められた時間内に一番でかい獲物を捕ってきた人が金メダルのはずだ。ただし人間を捕ってくるのは反則にすべきだが BIG FOOT なら認めても良いと思うが。しかし動物愛護協会とか環境保護団体とかが実際に獲物を捕る事には反対するであろうが、それではスポーツフィッシングは良いのか。あれは釣ってきたカジキマグロの重さで勝負が決まるではないか。リリースはしないぞ。

レスリング、とくに軽量級は動きが速すぎていつどこでどのように勝負がついたのかわからない。クワガタのケンカみたいだ。これに比べプロレスはわかりやすい。プロとアマでこれだけコンテンツの異なるスポーツは珍しい。しかもプロレスは常に進歩している。20年前は必殺だった技に対して現在の選手はこともなげに2カウントで跳ね返している。技の切れが鈍ったとは思えないのできっと肉体が進歩したのだろう。

技の種類も格段に増えているし同じ様な技であっても仕掛ける選手によって技の名前も異なるのは、きっとシロウト目にはわからない効力の違いがあるのだろう。風邪薬のようなものだ。

スピードもずいぶん速くなった。昔のビデオを見るとものすごくのろい。驚異的な肉体の進歩である。レフリーのカウントのとりかたも正確になった。フォールされた選手の肩が浮いた時点で、放送席では即座に「カウント2.85」とか「カウント2.99」とかいう実況ができるようになった。100分の1秒単位の情報が常にアウトプットされているのだろう。選手だけではなく周辺の放送環境も格段の進歩を遂げているのだ。

だけど最近はなんで日本人どうしでばっかりやっているのだ?


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