急須のような顔をした人間がいて、何をムクれているのかと思えばそれが普段の顔だったりもする。しかし急須には実に様々なデザインのものがあるので、この「急須のような顔」と言われた時に、通常、今現在自分が使っている急須をイメージするので、ピンと来る場合と来ない場合がある。
急須には実に様々な呼び方がある。
「きびしょ」「きびちょ」「ちューかー」「チャーヂューカー」「ちょか」「ちゃだし」「ちょこ」「ちゃじょか」「つぴちょ」「きみちょこ」「きび 」などだ。「きびしょ」や「きびちょ」主に年寄りが使うので方言として扱われがちだが、単に古い言葉ということのようだ。発音のコツは最初に無声音で「んっ」をつけること。
急須をデザインする時の注意点が2つある。1つ目は注ぎ口の茶の出る口の位置を茶を入れる本体のフタより高い位置にすること。口の位置がフタより低いと、お茶がいっぱいになる前に口から出てしまい、非常にみっともない光景を見ることになる。
2つ目は注ぎ口と取っ手のデザインを一瞬で判別できるようにしておくこと。似たようなデザインだと誤って注ぎ口の方を持ってしまう。握った時に「なんかへんだな?」と感じつつも急いでいる時や客を目の前にして緊張している時には
そこで動作を止めることなく取手の先端部分から茶が出ることを期待しつつ急須を傾けるのではあるが、意外にも握った掌の内側がじんわりと熱くなるものの茶は一滴も出ない。このときの茶の温度により、その後の展開が「ギャグ」になるか「惨事」になるかが決まる。
急須はことわざにもしばしば登場する。「万事急須」「急須に一生を得る」「急須猫をも噛む」などだ。
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